shikinosora_kaori
私と本と「自分」 ~ブックカバーチャレンジ~

Facebookで、7日間ブックカバーチャレンジのバトンを受け取りましたが、わたしは誰がいつ作ったかわからないルールに従うほど従順ではないので(笑)、このブログの1記事でまとめて7冊紹介しまーす!(しかもやってみたら9冊になった。。。(^^;))
説明はなしというルールみたいですが説明ありで、次の人に渡すことになってるバトンもエアバトンでいきます♪
「好きな本」とのことで、自分が好きだと思っていた本を久しぶりに本棚から出してパラパラめくってみたところ、以前とは感じ方が全然違っていることに気づくことが想像以上に多くてびっくり!
それだけ自分が変化しているってことなんだろうな。
なので、好きな本というより、いまわたしが自分としても仕事としてもテーマにしている「自分で在る」ということについて、今までの人生で変化のきっかけになったり寄り添ってくれた本をざっくり時系列で紹介してみることにしました。
中高生の頃は古典文学を読んでることが多くて、中でも、社会人になっても何度も読み返してたのがこれ。
仕事で人間関係のストレス感じた時とか、
「あ〜、『藪の中』読みたくなってきた〜!」
と呟いて周りから珍しがられたり(^◇^;)
「事実」はひとつではない、同じものを見ているようでも人は全然違うものを見ている、人は自分が見たいものを見るんだ、ということをこの本は再認識させてくれる。
だから、読むと、人間関係でぎゅっと収縮したスペースが広がったんだろうな。
もしその頃アクセスバーズやアクセスツール知ってたらあれほど読まなかったかもね(笑)
まあ、これを本として紹介するのもどうかと思うけど^^;本棚にあるのは確かだ(笑)
時を経るにつれ、またその時により好きな曲は変わり、”抵抗ありき”な曲は入って来なくなったけど、それでもなお、今も、今だから響くフレーズが自分の中で更新され続けている。
ふとした瞬間にブルーハーツやハイロウズの曲の一節が浮かんでくる。
ヒロト、やっぱり好きすぎる♡
うちの子たちも、「♪ナビゲーターは魂だ!」と叫びながらブランコ立ちこぎしてます(笑)
ベストセラー作家和田裕美さんの初期の著作。
わたしの現実を、文字通り劇的に変えた本。
というのも、、、
読んだ当時営業の仕事をしていたのだけれど成績はまったく芳しくなく楽しくもなく、そんな中で書店で初めて手に取ったビジネス書がこれ。
読んでビビッと来てネットで調べ、著者の和田裕美さんの営業セミナーに参加した。
セミナーなるものに参加した初めての経験。
そして営業成績が上がって昇進したのはまだ手始め。その後、和田さんにお声がけいただいて、なんと和田さんの会社で和田さんの間近で仕事をさせていただくことになったのでした。
考え方が変われば人生が変わる、ということを、実体験で学んだ最初の一歩。
精神分析学者である著書が、自身がアウシュビッツに収容されて見た極限状態の人間の記録。
他者がいかに自分を支配しようとして来ても、心は支配できない。どんな状況でもどう在るかを選択するのは自分しかないんだというメッセージが響き、30代前半くらいかな?度々読み返していた本。
新型コロナにまつわる状況の中で、ふと思いだして最近もページをめくりました。
自分の身体についての学びの中でエキサイティングだったもののひとつが野口整体。
この本に載っていたか著者の他の本だったか忘れたけど、例えば、どこかに足の小指をぶつけた~という場合でも、それは、身体自身が、身体を調整するために引き起こしたりするということ。
衝撃だったし、読んでいてほんとにわくわく興奮した。
自分の身体というものについての見方を180度転換させてくれた本のひとつ。
え?宣伝じゃないか、って?(笑)
はい~そうです。わたしの著書です^^
他の本のように、読むことによってではなく、この本が形を持ってこの世界に現れるすべてのプロセスにおいて、「自分」「自分で在る」ということについて、ものすごくたくさんの気づきと経験を与えてくれた、わたしの宝物です。
上の『ふんどし育児』を出版した後の数年間は、離婚したり、乳幼児2人との日々の中で「自分」ってなんだかもうすっかりわからなくなってた。
敢えて言ってみるならすっかり”停滞”してる感じね。
そんな中である日、洗濯物を干しながら、「このままの生き方じゃ先がない」と感じて、今と違う何かを求めた。
そうしたら、そのしばらくして出会ったのが藤本さきこさん。
さきこさんの「自分を明らかに見る」ためのノートの書き方を、ブログと本、セミナーで学び実践し始めたら、人生が自分のものとして大きく動き始めました。
そして!その後出会ったのがアクセスコンシャスネス。
初めてアクセスバーズを学んでから数か月後にこの本を知り、子どもたちを寝かしつけた後、居間のストーブの前でパジャマでむさぼるようにこの本を読み進めていたときの感覚は、今もはっきり身体に残ってる。
もう、何日も歩き続けた砂漠の真ん中で遂に泉を見つけた人みたいな。
渇望していたものに出会って、無我夢中で、ビーイングユー自分で在るということについて、一行一行を吸収していきました。
そして今、そのアクセスコンシャスを広めることを仕事にさせていただけているなんて!この本を最初に読んだ時点では思ってもみなかった。
わたし、なんてハッピーなんだろう^^
<番外編>
うちの子たちが通っている学校「きのくに子どもの村学園」について紹介した本です。
この学校にないもの(↓)
・○年○組というクラス ・先生(と呼ばれる大人) ・国語算数理科社会といった教科 ・チャイム ・体操服(もちろん制服も) ・テスト ・宿題 、、、などなど。
およそ、自分の子ども時代に通っていた学校を象徴するようなものが軒並みありません。
縦割りで、「プロジェクト」と呼ばれる体験学習のテーマをもとにクラスが編成されています。
うちの子も、帰宅すると「楽しかった~!」「きのくに最高!」と叫ぶほど、ほんとうに楽しそうに通ってます。
そして、わたし自身、学校に行くと、ただそこにいるだけで自分自身が力づけられる気がする。
きっと、「自分」を尊重するエネルギーがそこに満ちているから^^
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と、すっかり長くなりましたが^^;最後までお付き合いくださった方、ありがとうございました♪