わたしには、『ふんどし育児 〜布一枚、紐一本。超シンプルおむつライフのすすめ〜』(2013 春秋社)という著書があります。
今年はその本が出て10年。
この本のあとがきには、その段階でわたしが思ったまとめ的なことの他、その段階では答えが出ていなかったことも正直に書きました。
10年経った今、その時に残した問いについて自分なりに語れることがたくさんあって。
それを何らかの形で外に出していきたく、まずはこのブログで書いていこうと思います。
さて。
本題に入っていく前に、今日は、「ふんどし育児」の本がどうやって現れたのかについて書いてみますね。
「どうやって出版したんですか?」
「もともと作家さんなんですか?」
とよく聞かれるので^^
まずいくつかの事実を。。。
・この本は、春秋社さんから商業出版(※)されました
※出版社さんが費用全てを出してくださり著者は印税をいただく
・もともと作家とかでは全然ないです
・出版社にコネもないし、出版セミナーみたいな講座で学んだこともありません
・育児のプロでもなんでもない、ただのひとりの一歳児の母(当時)でした
・ブログもSNSもやってませんでした
育児のプロでもない〜って書いたけど、プロじゃないどころか、子ども生まれる前の長い間、わたしむしろ、子どもが好きなほうじゃ全然なかったんですよ。
だから、育児の知識とか全くなくて。
赤ちゃんが来てくれるってなったときに、その頃の自分のアンテナにヒットする情報を集めて、生まれてからは、ただ目の前のその子を見て、あとは自分の心が「こっちだ」っていうものを選びながらやってきました。
その辺詳しくは『ふんどし育児』に書いてるわけなんですが、まあとにかく、そんな風にまっさらなところから赤ちゃんと向き合いながら、おむつに関しては、おむつなし育児や布おむつ育児を自分なりにアレンジして、ふんどし的なスタイルにしていたんですね。
そんなある日。
庭で子どもを遊ばせている時に、パッと降りてきたのが、
「そうだ、『ふんどし育児』っていうタイトルの本を出そう」
というアイディアでした。
ふんどし育児っていう単語もその時にやってきたもので、その前は自分がやっているおむつのスタイルに特に名前もつけていなかったんですね。
とにかくそのアイディアは、アイディアというより、、、すごくはっきりとしたもので、なんの根拠もないしルートもわかんないんだけど、とにかく自分の中に迷いというものが全くなくて、ただ、それが形になって現れ出られるように動かなきゃって感じでした。
長くなったので、続きはまた♪
続きはこちら→ ジャッジしない子育て②
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